Diary

写真日記

2024.9.2『天泣の平安狐姫』

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最近では準備中やまだ世に出るかすらかわからないの段階の仕事が多く、
それはそれで面白いのですが、すっかり露出の機会が減っておりました。

そんな中で久しぶりに小説のカバーを描かせていただきました。
限定というわけではありませんが、どちらかといえば女性向け小説ではないかと思います。

読む前、実は(年齢的に)今さらこういった小説、
私のようなジジイが読んで大丈夫なのか?と心配ではあったのですが、
今でも月9「海のはじまり」を楽しみに観てしまう私としましてはイケるかもと。

いざ読んでみれば想像以上に楽しく読め、最後の方は少しウルウルとしてしまいました(笑)。

じゃあ、その気分が素直に絵で表現できるのか?といえば、また話は別のこと。

担当さんからは、こんな感じ、あんな感じ、雅な男性はこんなイメージと、
色々な今時の女性イラストレーターの方の絵が届き、
勉強になりつつもほとんどいじめ?(笑)という状況でかなりの悪戦苦闘(苦笑)。

ほぼ仕上がってから眺めては直し、大河ドラマを観ては調整しの繰り返し。
結果とんでもなく時間がかかってしまい、
あちこちにご迷惑をおかけした末、やっとのことで発売となりました。

作家さん、編集部の皆様には申し訳ないばかりです。

結論としましては、今さらながら女性向けイラストは向いていないのかな・・・と。
後から思えば、思い切ってもっと雅な表情を見せるくらいに寄ってもよかったのか?
と思うと同時に、その思い切りの良さがいつも足りないんだよな・・・と痛感。

別件の担当さんから「もっとアップでも良いですよ」とよく話されるのも納得です。

そんな老人の苦闘を想像しつつ、
ヒロイン耀子の恋物語と活躍を楽しんでいただける、少しでも助けになることを祈っております。
ぜひ。

最初で最後の女性向けを意識したイラストになるかも・・・です(笑)。

詳細はこちら。



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